令和3年度の新設住宅着工戸数

国土交通省は4月28日、令和3年度の新設住宅着工戸数を公表した。
それによると、令和3年度の新設住宅着工の総戸数は、前年度比6.6%増加の865,909戸で、3年ぶりの増加となった。

持家の新設着工は前年度比6.9%増の281,279戸で、3年ぶりの増加。
分譲住宅は同3.9%増の248,384戸で、3年ぶりの増加。
貸家は同9.2%増の33752戸で、平成28年以来、5年ぶりの増加となった。
なお、貸家の新設住宅着工戸数が全体の40%近くを占めている。

貸家の新設住宅着工を地域別に見ると、3大都市圏別では、首都圏が前年度比6.8%増の126,574戸、近畿圏が同16.2%増の55,716戸、中部圏が同16.6%増の33,016戸、その他地域が同6.6%増の115,446戸となっている。