物件購入、賃貸契約時に「不動産会社に求めること」

不動産情報サービスのアットホーム(株)(東京都大田区)は6月29日、物件購入、賃貸契約時に「不動産会社に求めること」に関する意識調査結果を次の通り発表した。

2020年4月以降に、不動産会社を通して一戸建て・マンションを購入、または賃貸物件を契約した全国の19~59歳を対象に、問い合わせや契約、内見、アフターフォローなどの接客シーンにおいて、購入・賃貸とそれぞれ不動産会社に求めることについて調査したもの。

不動産会社を知ったきっかけ・選ぶ基準については、購入、賃貸ともに、不動産会社を知ったきっかけは「不動産ポータルサイト」がトップで、購入、賃貸ともに約1割は、不動産会社のSNS(YouTube、Twitterなど)で物件を検索している。契約した不動産会社の決め手は、「条件に合う物件情報の提供をしていた」が購入、賃貸ともにトップ。

不動産会社に求める情報や対応では、賃貸は「条件に当てはまる物件はたくさん紹介してほしい」が60.7%で、購入と比べて8ポイント上回り、購入時に、物件情報以外にあったら嬉しい情報は「物件価格の相場情報」が75.0%。

不動産会社とのコミュニケーションツールについては、不動産会社とのやり取りで、最も多く利用されているツールは賃貸、購入ともに「電話」がトップで、マンションやアパートの管理会社との連絡では、スマートフォンなど気軽にやり取りできるツールが求められる傾向。